フリースクールに出演したアーティストたちの印象的なコトバを紹介する「MESSAGE」コーナー。
今回は、第16回ゲストの書アート作家、書浪人善隆さん、スプレーアーティスト外間信太郎さんのコトバ。
「お手本がないのが書アート」
書の師匠はいなく、我流で書の道を歩んできた書浪人善隆さん。
書道や習字といえば、お手本を見ながら書くのが一般的。
それがないとアートになる。お手本がないのが書アート。これが善隆さんの考え方。
インスピレーションは故郷である石垣島の自然。
書き順は無視、型にはまらず、歌ったり踊ったり喋ったりしながら、自由に空間を描く。
そんなパフォーマンスから、一瞬で生まれる善隆さんのダイナミックな太い文字は、まるでガジュマルの木のようだと言われています。
自然を思い、絵を描くようにイマジネーションを巡らせ、リズムをとりながら筆を動かす。
心躍る楽しい「書アート」の世界を教えてくれました。
「楽しさは伝染する」
「アーティストとして一番の喜びは、新しい画材に出会ったとき」と語っていた外間信太郎さん。
ワークショップでは、そんな「魔法のインク」なる新しい画材を使って、書とスプレーの画期的なコラボスタイルを実現しました。
自分で作って、みんなで作って「楽しい!」を連発した現場。
「今日初めて会った人ばかりなのに、アートを通じてこうやって喜びを共有できるのが嬉しい。自分が楽しんでいるとやっぱり伝わるんですね」
最後には、「楽しさは伝染する!!!」と一言。
これからも楽しんで絵を描いていきたいと熱く語っていました。